ZEBへの取り組み
ZEBとは
ZEBとは、「Net Zero Energy Building」の略省です。
室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえでエネルギー自立度を極力高めようというもので、太陽光や蓄電池などの再生可能エネルギーを導入するることにより使用する年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した建築物のことです。
ZEBの定義
エネルギー消費量の収支をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要であり、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、3段階のZEBシリーズが定義されています。
ZEB Ready | 省エネ基準よりも50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物 |
Nearly ZEB | 省エネ(50%以上)+創エネで、75%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物 |
ZEB | 省エネ(50%以上)+創エネで、100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物 |
弊社の導入した設備・システム
■輻射冷暖房システム(ユカリラ)
空調ダクトを利用した、輻射式床暖房・床冷房システムです。
床下の特殊なパネルの中に、エアコンの空気を入れることで、エアコンの風を直接部屋の中に入れず、輻射熱で空間を温めたり、冷やしたりできます。
■太陽光発電システムと蓄電池の導入
自然のエネルギーを貯める、使う。効率的な自家消費をすることを目指します。
■BEMS
ITを利用して、ビルの証明や空調などの管理を行うもので、人や温度のセンサーと制御装置を組み合わせたものです。